さよなら腰痛プロジェクト

13.FOUR SEASONS EX。

川嶋 今日はせっかく来て頂いたので
モニターとしてFOUR SEASONS EXを使ってください。
暖かくて涼しい「ブレスエアー」という素材の敷布団です。
これがブレスエアー。東洋紡さんが作ってはります。
再生できない素材で
ある意味これ高級なものなんですね。
だから、これ駄目になったら
このまま廃棄するしかないんです。
再生できない技術ですから。
樹脂をコイル状にして熱で圧縮して
硬さは、太さやら圧縮の具合で変わってきます。
分かりやすいように
ちょっとダウンジャケットで説明しましょう。

川嶋 某ブランドの薄いダウンジャケット
何年か前に流行りましたよね。
あれ夏に着ても意外に涼しかったりするんですよね。
直射日光受けるくらいなら。
要は空気の層が間に入ると通気性が良くなったり
保温できたりするんですね。
めちゃめちゃ余談なんですけど
インディアンいますよね。
で、インディアンの生き方を学ぶスクールがあるんです。
日本で唯一、習得している人間がいはるんですよ。
そこで最初に教えはるの何かっていうと
葉っぱで布団の作り方を教えはるんですよね。
葉っぱを並べて空気の層を作って
寝られる環境をつくる、という。理屈はこれと同じです。

川嶋 話をブレスエアーに戻しますね。
これ、保温性もあって、通気性もあるんです。
で、水洗いができます。
だから、衛生的にもすごく良いものです。
触っていただいたら、いろんな固さがあります。
今回2層になってる敷布団なんですが
その硬さを組み合わせて
体型や症状に合わせて使っていただいたら
より効果的ですよ、っていう話です。
あっ、すごい大きいのがありましたね。原寸大の。
これ6枚分をですね、三つ折りにできる状態で。
こっちがソフトな方で、こっちはハードな方ですね。

山本 全然違う。
川嶋 全然違いますよね。見た目の太さも。
下の層には硬いのを敷いて、上の硬さをちょっと変える。
山本 こういう感じで?

川嶋 そうです。2層なんで、2枚ずつこうやって。
下の層は硬くしてですね、上の層に柔らかいのを。
これ頭の方ですよね。
で、お尻の所は沈まないように硬くします。
足の方はまた柔らかいのにして
頭とか、かかととか、突起物のあるところは
こんなに硬いと違和感あるんでソフトにするけども
お尻はハードにして沈みません、みたいな。
だからS字カーブが崩れないんです。

川端 なるほど。枕はないんですか?
川嶋 枕は…枕、出てきましたね(笑)ありがとうございます。

川嶋 枕はこういうすごいソフトな素材で。
これは、頭が回転しやすいように作ってるんですね。

川嶋 寝返りする時に頭が転がしやすい形状になってます。
だからちょっとカーブが入ってて
頭がころんって転がった時に動きやすくなっている枕ですね。
高さのある枕がいいって言われる方が多いですけども
体が緊張してるから高い方がラクなだけで
本来なら高さのある枕はしんどいに決まってるんですわ。
首に負担かかるわ、呼吸は浅くなるわで。

川嶋 なので
ほんとは枕はあんまり高さがない方がいいですね。
で、こういう感じで動きやすい
ころころころってしやすい方がいいので
今使われている枕を動かしてみてね
頭動かしやすいかな~、みたいなことも考えて
見ていただいたらいいかなと思います。
 
 

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