川嶋 | えっと、じゃあ先ほど言われていたように 同じ姿勢をずっと続けていたりとか、中腰になったりとか もちろん腰に負担がかかる作業をすると、痛くなりますよね? |
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川嶋 | (iPadで背骨の写真を見せながら) 皆さんは生理湾曲とかS字カーブっていう言葉を聞かれたことありますか? 背骨って、横からみるとSの字になってるんです。 これは適当になったわけではなくてですね 赤ちゃんが丸まって生まれてきました。 寝返りして背骨をいったん伸ばしました。 で、コロンとひっくり返って、うつ伏せになって 「わぁ、寝返りしたわぁ」って言うてるうちに頭上げれば這い始めます。 そうすると首のカーブが完成します。 |
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で、今度は胴体上げて、四つん這いで歩き始めると 腰のカーブが完成します。 それが自然にS字になるんですね。 S字になった時に、初めて2本足で体重を支えます。 で、2本足で立てるんですが 重力の中で生きてますから使っていくうちにS字が崩れてくるんです。 だから、腰痛が起こるんです。分かります? |
川嶋 | S字は、2本足で立つための芸術的な角度なんです。 猫背になったりとか、 オードリーの春日みたいに胸を突き出したような姿勢とか あれも姿勢が悪いんですよ(笑) S字カーブが綺麗になっている状態で日々使えていたら 腰痛は起こりようがないんですね。 |
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だから、同じ姿勢とか S字が崩れるほど重いものを持ったりした時に 筋肉が背骨を支えきれなくなって、縮んで痛いんです。 骨が悪いわけでもないですし、腰そのものが悪いわけでもないんです。 腰を支えている筋肉が、縮んで支えようとするのに 無理に引っ張ろうとするから痛いんです。筋肉が痛いんです。 |
さよなら腰痛プロジェクト produced by 爽快潔リビング