川嶋 | 不眠症の人ってすごく多いんです。 いま、4人に1人が潜在的な不眠症と言われてますよね。 それはそういうことなんです。 |
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睡眠をとることで 体の中の一兆個の細胞が入れ替わります。一日で。 つまり一日一兆個再生しているわけです。 |
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例えば 立ってると背骨の隙間って縮まりますから クッション役の椎間板(ついかんばん)も潰れますよね。 |
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ゴロンと寝転がって初めて 背骨の隙間の椎間板が元のサイズに膨らみます。 だいたい7~8時間かけてスポンジが戻っていく。 それが毎日3時間睡眠やったらどうなるか。 元に戻り切れずに、徐々に潰れて潰れて…ってなります。 それが椎間板が損傷する原因です。 |
川嶋 | 背骨にしてみたら 今こうやって座っていただいてても 一切休まってません。 |
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重力から逃がしてあげることで 初めて背骨は休めるので 腰が痛いときに座って休もうとは思わないでください。 寝転がってください。 座ってても休んでないんで。 それやったら良い姿勢で立ってる方がマシです。 座るとどうしても猫背になってしまうんで。 |
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骨休めっていうのは実は 寝転がって初めて骨休めなんですよ。 だから痛い時はとにかく寝転がるようにしてください。 |
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…っていう事を色々考えた時に 睡眠っていうのはすごく大切になってきます。 ただでさえ人生の三分の一は寝てますので、馬鹿にできないですね。 寝てるときの環境とか、寝る事そのものとか。 |
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だいたい細胞や内臓は 5~7時間かけて一日の再生を行っているので 脳から言えば寝ている時の方が働いているんです。 起きている時の方が単純作業なんですね。 僕たちが命令して動いているだけなので。 |
川嶋 | 脳って、5%しか動いてません。 95%は自分では分からない「潜在意識」っていうのがあって 起きてる時は残りの5%で いろんな命令をしながら動いているんですけど 寝てる時は命令しませんよね。 95%が最大限に働いて 体のいろんなものを修復するために総動員するんですよ。 寝ている間に。 だから体は夜中ほどよく働いています。 その時によく働ける環境にしてあげる為の睡眠っていうのは 実はすごく大切なんですね。 |
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あの、「寝たら治るわ」みたいな。昔から言いますよね。 | |
あれ、冗談じゃなくほんまにそうなんです。 昔から姿勢をやかましく言われるのも 見た目だけじゃなくて 猫背だったら単純に消化不良になるでしょ 呼吸も浅くなるでしょ、やる気無くなるでしょ 肩こるでしょ、腰痛いでしょ いいことなんてひとつもないんです。 |
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背筋を伸ばした方が声もはれるし 呼吸も楽になるし、見た目もいいし。 昔の方が姿勢良くしなさいって言うのは 体に悪いのをちゃんと知っていたから言ってたわけですね。 |
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昔の方はほんとに良い事を言ってるんです。 |
さよなら腰痛プロジェクト produced by 爽快潔リビング