川嶋 | じゃあ睡眠の質を上げるためにはどうしたらいいか。 |
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寝てるの幸せな方っておられますか? 僕、寝るの大好きなんですけど。 あんまり寝るのって…どうですか?作業的な感じですか? 僕、寝る前ね、超幸せなんです。 寝る瞬間って、めっちゃ幸せじゃないですか? |
下村 | あ〜、そうですね。 |
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川嶋 | ですよね。何も考えなくていいですよね。 あ~幸せやな~って。 その時に、自分が気分良く寝れているかどうか。 だいたいね、一日のこと考えて 「明日どうしよ〜明日どうしよ〜」ってね、心配事が(笑) 夜ってね、潮の満ち引きの関係で ええ事考えへんように出来てるんですよ、思考回路上。 悩み事はほんまは 日の照ってる時にした方がいいんですね。 日が落ちてる時って だいたいマイナス思考になるんですよ。 しかも静かやし、暗いし。 |
だから、色々考えちゃって それで寝付きが悪いとか 夢でそんなん見て目が覚めたとかあるんで 基本的に心がリラックスしている事が まず睡眠の質を上げるコツのひとつですね。 |
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あとは、室内の温度とかありますよね。 温度は何度、湿度は何度…で快適な空間があります。 あと、子どもさんいはる方なんかそうですが 一人で寝てるのか、複数人で寝てるのかで 自分の自由にできるスペースが変わってきます。 一人でひとつのベッドを使って だら~んと自由な寝返りをどんだけしても誰にも邪魔されない そんな環境がほんとは理想です。 |
川嶋 | 横に壁なんかも無いほうがいい。 人って怖いもんで 壁があれば自然に壁に背をむけて寝るんですよ。 壁から圧迫感を感じちゃう、脳が。 そういう方が多いんですね。 |
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この間も患者さんが来られてね 「左向きにしか寝れなくて左腰が痛いんです」って。 もしかして右側に壁あります?って聞いたら「はい」って。 で、逆さ向いて寝てたら腰痛が治まった。 そんなもんなんです。 |
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だから 出来れば何も無いだだっ広い所のど真ん中で が~って寝られたら ほんまは体に一番ベストやったりしますね。 |
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リラックスした状態で寝ること。 一人で自由に動けること。 それと体温や室温の調整になります。 |
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それともうひとつ さっきのS字カーブを崩さずに寝ること。 これが実はすごく大切なんですね。 |
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なぜかと言うと 高めの高級ベッドが流行りすぎちゃっているからです。 僕の理想では昔のせんべい布団位の深さが 背骨には一番良いと思ってます。 実は僕、昔、寝ている間にヘルニアになったんです。 なぜかというと、おしりがすごく重たいので 寝てても猫背の状態になっていたんです、極端に言えば。 |
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立ってる時よりは重力かかってませんけど 背筋が伸びた状態で寝るのと猫背で寝るのでは 背中の負担がまったく違うんですね。 だから、お尻が沈まない環境で寝てあげないと 中腰で寝てるのと一緒なので 寝返りするたびに変なねじれ方もしますし 仰向けで寝てても常にS字カーブが崩れているので 全然よくないんです。 |
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で、だいたいどんなに良いベッドでも 先ほども言ったように人生の三分の一は寝てますから 毎日同じ場所で同じ方向に頭を向けて寝てたら お尻のとこが絶対へたってきますから。たとえ他が硬くても。 |
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なので 毎日休めるどころか 腰に負担をかけながら寝る場合が多いので 朝起きて、朝一番に動くとき痛いですっていうのが多いのは そういう理由もあります。 |
さよなら腰痛プロジェクト produced by 爽快潔リビング