さよなら腰痛プロジェクト

5.痛みの限界度

川嶋 いろんな痛みを持っておられる方が来られますけど
ほとんどね、交通事故みたいな感覚で来はるんです。
今まで何もなかったのに、いきなりドン!と痛くなるイメージ。
そんな感覚になるんですが、痛みは120%自分が作っています。
腰の痛みであろうが、肩であろうが、膝であろうが
何もしてないのに痛いってことは、これまでに自分で痛みを作ってて
体が「限界や!」って言ってくれてます。
ところでお水の沸騰って、何℃ですか?

川端 100℃?
川嶋 100℃ですね。間違えてなくて良かった(笑)
お水って100℃で沸騰するじゃないですか。
で、ここ(写真下)が0℃だとすると、痛みっていうのもこれと一緒です。
例えば95℃であれば、沸騰はしません。
まだポコポコしないですよね。
でも100℃を超えるとポコポコしますよね。
痛みラインが、ここなんです。

川嶋 ここを超えると、痛みっていうのが、体から出ます。
例えば、肩が痛いとしますよね。
そしたら、これ以上使ったら壊れるって判断した時に
痛みを出して動くのを邪魔してくれます。
その間に治そうとするのが、体の治癒力。
それが実際、100℃。限界がある。
ここ(肩)が100℃を超えた時に痛みが来る、みたいな。
で、若い頃は大丈夫やったと。
若い頃は、20〜40℃くらいを行ったり来たりしていたんで
なかなか100℃まで行かなかったですが
先ほど言ったように
S字カーブに重たいのを乗せて何十年も生きてると
ちょっとずつちょっとずつ崩れてきたり
変なクセがついてくるとそれが蓄積されて
「1ヶ月前からずっと痛いねん。」って言う時が
ちょうど100℃超えた時やったんです。

川嶋 で、日にち薬(月日を経ると)で治るわけです。
それは100℃が95℃になってるってことなんですね。
痛くないから治ったんじゃなくて
ここを行ったり来たりして、無理したらすぐ痛くなる。
ちょっと休んだら楽になる。
悪くなると100℃超えっぱなしになっちゃって、入院になる。
っていうものなんで、痛みっていうのはあくまで、サインでしかない。
ってことを覚えておいてください。
なので、できればこのへん(50℃あたり)を
体で維持していただけたらいいなと思うので
それに、今日提案するようなマットとか
そういうものを利用していただけると
なるだけ、ここ(100℃)に近づかないで
その日の疲れ、その日の歪みを、その日のうちに取って
維持するようにしていきたいなって感じです。
 
 

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