やじろべえになればいい。｜さよなら腰痛プロジェクト｜爽快潔リビング

川嶋	こんなものを作ってきました。頭、腕、腕みたいな感じですね。
	やじろべえの様に上手に頭が乗っていたらほんまはどこにも力は必要ないし、楽チンなんですよ。実際それを、良い姿勢と言います。無理しないと良い姿勢は出来ないイメージありますけどそれは曲がっているクセがついているからです。本来は何も力入れずにやじろべえのように上手にこうやって乗ってたらどこにも力いらないので、ほんまやじろべえみたいな感じで使えると、いいのではないですかね。まず、これを頭の片隅に入れておいてください。
	だから、単純にですよ。デスクワークしてても、調理されてても同じなんです。調理なんて足腰冷えますよね？水まわりなんで。で、常にかがんだ姿勢で調理しますよね。
	イメージしてくださいね。３kg（右腕）、３kg（左腕）、そして５kg（頭）。この重さやったら普通どうなりますか？普通はガァーン！って落ちますよね。でも実際は落ちないですよね。筋肉が頑張ってるから。先ほど言った、背骨を支えている筋肉が落とさんようにぎゅーって縮んでくれているんです。

川嶋	けど、それが、ほんまに生まれてからずっとそうしているのでこんなもんか、ちょっとしんどいな、足痛いなと思っているだけで実際はメチャクチャ頑張り続けてくれているのでそれが肩こりや腰痛の原因になります。なりそうでしょ？腰痛とか肩こりとか、当たり前のように。むしろ、ならない方がすごいんですよ。だから、先ほど言われていたように負担がかかると、ただでさえ手と頭で１０kg以上あるのにさらに１０kg、２０kgと持つと、腰はもっと頑張らなあきませんよと。
	なので、痛みがあるのは当然なんで重たいもん持たれると、痛くなります。で、あと、同じ姿勢をしていると、痛みがあるっていうのはまたちょっと違う原因なんで、この後にまた説明します。
	つまり極端なこと言えば、座ってようが立ってようが猫背にならず背筋をピン！としていられたらそんなに腰痛くならないんです。やじろべえになればいいんです。
	一つ目の原因が分かりましたでしょうか？

一同	なるほど（なんとなく納得）。

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