川嶋 | 腰痛の原因はよく分かったけど 一番手っ取り早く腰痛を軽減するために 実際どうすればいいか、って話ですね。 |
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実は、一番の薬は「睡眠」です。 | |
薬には 西洋的なものもあれば東洋的(漢方)なものもあります。 西洋的な薬っていうのは 主に人をコントロールする考え方です。 悪いもの、良くないものを叩き殺す為に薬を飲みます。 |
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漢方っていうのは 良いものも悪いものもいったん受け入れて調和をとる薬です。 だから良い所も悪い所も受け入れて そのバランスを整えて体に害を与えないようにしよう というのが漢方の考えで 西洋は悪い所をとにかく叩いていけと。 |
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そういう発想で薬はあるので 結局どちらも体をコントロールする役割でしかありませんし 体の治癒を担当するのは睡眠なんです。 |
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自律神経っていう神経があって 心臓を動かしたり、腸を動かしたり、息をしたり 自分の命令とは別のところで動いています。 で、そこには興奮神経とリラックス神経とがあって シーソーみたいな関係になっています。 |
川嶋 | 普通はバランス良く 興奮とリラックスを繰り返して人は生きてるんですが そのバランスが崩れていくと 寝ててもほんとに寝れてないんですよね。 気持ちは寝てるけど、体は休まってないとか。 だから、寝付きが悪い。 |
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リラックス神経がなかなか上がらず興奮神経ばっかり上がって こんなんなってるんですよ。ほとんどの方が。 この幅がひどくなったら、自律神経失調症です。 もっとひどくなると最後はうつ病になってしまうんです。 |
川嶋 | 寝付きが悪い方おられますか? だいたいすぐ寝られるみたいな感じですか? 僕どっちか言うと、そうなんですけど。 立ってても寝れますけど。 夜中に目が覚める方おられますか? |
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例えば 「おしっこしたいから目が覚めた。」って よく言いますよね。 あれ、違うんです。 おしっこなんて朝まで我慢できるんです。 目が覚めた時にたまたまおしっこしたかっただけです。 だからついでに行くんですね。 普通はちゃんとリラックス神経が働いていれば 人っていうのはだいたい朝までぐっすり寝れます。 よっぽどの事が無い限り。 |
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睡眠は90分に1回浅くなったり深くなったりしていくんですけど 浅くなる時につい目が覚めちゃうってことは 体が興奮状態なんですね。寝てても。 アドレナリンが出続けている状態です。 |
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だから心は寝ているんですけど 体はずーっと興奮するクセがついてるんで 浅くなったときについ目が覚めちゃう。 |
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夜中に目が覚めちゃうのはだいたい 体に疲労が重なって重なって、興奮する。 要は緊張癖が体についてるから、夜中にすぐ目が覚めちゃいます。 もっと体にリラックスさせる癖をつけてあげて下さい。 |
さよなら腰痛プロジェクト produced by 爽快潔リビング